ミゾホールKM-56の取付から作業まで

ミゾホールKM-56の各種試験のため、圃場へ伺いました。まずはトラクターへの取付作業です。既存のオートヒッチ等は使えませんので、これらを取外します。

トラクター本体のトップリンク、ロワーリンク、それぞれ直接取付できるようにします。

KM-56/56Hの場合はスライド用フレームを最初に取り付けします。まずはロワーリンクに固定します。

次にトップリンク側を固定します。

フレームが左右に揺れ動かないように、ターンバックルを張って調整して下さい。左右の遊びが大きいとミゾホールが大きくブレて負荷がかかり破損する場合があります。

ミゾホール接続部にも左右に揺れないような振れ止め機構があります。

ミゾホール本体をお好みの位置に取付します。今回は進行方向の右側に寄せた位置に取付しています。端に寄せた位置に取り付けると、より畦際に近い部分を掘ることが出来ます。

今回は小さめな圃場で実施しています。スキ先刃の角度を大きく立てたり、ウエイトをかけて負荷重量を大きくしたり、様々な強度試験を行いました。

通常は多少ワラがあっても問題ありませんが、大量にある場合には部分的にうまく切れない場所があったりしますので事前に確認して下さい。また、タイヤのように回転しながら切り込む「花形コルター」の切れ味が悪くなってもうまく切れない事がありますので、その場合はコルターの先端を研いで切れやすくして頂けると剪断力が回復します。経年によりすり減った場合も剪断力が落ちますので、その際は交換をお勧めします。

トラクターは20馬力ほどでも問題なく牽引作業できます。今回は41馬力を使用しています。

ぜひ来年のための土作りを秋冬のうちにしてみませんか?

秋晴れの中、気持ちの良い一日でした!

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