3輪田植機/みのる/共立用アタッチメント除草機あめんぼ号SMKW

3輪用の田植機アタッチメント除草機あめんぼ号は2021年に終了となっておりましたが、根強いご要望もあり2024年春より再販を開始いたしました。

製品の固定方法など一部仕様が変更となっておりますが、下記機種に取付が可能となっております。

取付可能機種:LPR-4/LPR4FS/LRM4/RX-4(ヰセキPB40,60)/RS-4

※RS-41調査中
※RM41は取付不可です。

除草4条、6条、8条の走り方

田植えを4条で行っている場合はSMKW-42を選択します。同様に6条植えはSMKW-62、8条植えはSMKW-82となります。除草作業は上図のように4条毎の境界部分を往復する形で走行させます。6条および8条の場合も同じ走り方となります。

除草5条の走り方

5条植えの場合はSMKW-52を選択します。除草作業では偶数条植えの場合と違い、境界部分は往復しません。上図のようにすぐ隣の条へ移ることで5条幅でターンしていきます。

除草レイアウト

4条、6条、8条の除草機レイアウトです。境界部分を往復するため両端の除草部は幅が小さい構造となっています。

5条用のレイアウトは全て同じ幅の構造となっています。

あめんぼ号SMKWの除草とは

田植後まだ水面下にある小さな雑草のうちに除草を開始するのが最も重要です。あめんぼ号では田植後7日目を第一回目の除草としています。条間は鋭く鋭利なステン素材のスパイラルローラーが土を攪拌しながら雑草を巻き上げます。株間や株元は樹脂素材の転車が回転しながら雑草を巻き取ります。

以後は7日に一度、同様にあめんぼ号を走らせて除草を繰り返します。1週間ごとに苗は分げつ成長し大きくなっていきますが、雑草は水面下にある小さな状態以上に伸びる時間を与えないため、稲の優勢が確保されます。やがて葉を広げ条間への日当たりを遮るまでに成長すると雑草の光合成もしにくくなり、雑草が大きくなれないまま中干しの時期となります。

除草剤を使用する場合は、散布と除草機を交互に使用することで除草剤を節約しながら雑草を抑制していきます。

あめんぼ号シリーズに共通する事ですが、効果的かつ安全に作業するには、圃場の状態に大きく左右されます。ご使用を検討される場合は代かきの段階から準備が必要です。

除草時の主なトラブル

  • フロート(滑り板)が潜って苗を巻き込んでしまう
  • 白い転車が苗を巻き取る、または引き抜いてしまう

これらは特に導入初年に多いトラブルです。除草機は田の環境で大きく性能が変わります。土の深さ、高低の有無、列の正確さ、操縦の正確さ、などの違いに結果は大きく左右されます。逆にこれらの「除草機が効果を発揮できる条件」を代かき段階から準備して頂ければ上手に除草が行えます。今までと同じ方法で代かきや田植えをしてから、そのまま除草機を入れて、うまくいかない、という声を聞きます。この場合は次年度より下記のような土作りから始めて頂けるようお願い致します。なお田が深く修正できない圃場では、ダブル車輪を使用するなど田植機が沈まない工夫も必要です。深すぎる圃場では潜り防止のフロート板でも対応しきれない事があります。

  • 代かきは丁寧に、平らになるよう行う
    あめんぼ号には田植機のようなレベルセンサーはありません。田面の高低が多い場合は除草機やフロート板が土に潜り込み、苗の周囲の土を抱き込んだり押しのけたりして正常な作業が行えません。除草機は角度や高さを調整できるようになってはいますが、段階的なボルト固定式のため、調整したレベルに合わない場所に来ると株や列そのものを欠損させるトラブルの原因となります。初めて使用される場合で、何度も土に潜ってしまうなどの場合は代かきの均一さが不足している可能性があります。また土が深くて田植機が傾く場合も同様の結果を招きやすいため、次年度からは代かきの段階から均一さ、深さを意識して頂けますようお願い致します。
  • 苗をまっすぐ植える
    田植え時にカーブしたり蛇行したりした場合、後から除草で入る際の運転操作が難しくなってしまいます。列が曲がっている場所では除草機が苗に当たり易くなりますので、田植えの際は慎重にお願い致します。
  • 水量を適正にする
    あめんぼ号での作業時の適正水深は約3cm(+-1cmぐらいまで)です。多すぎても少なすぎても除草効果は得られなくなります。特に少ない場合は土を抱き込んだり動かしてしまいますので、苗の欠損トラブルの原因となります。作業前日までに水深を調整して頂けますようお願いします。
  • 作業時は車輪を条間にキープさせる
    除草で入る場合、前後の車輪が苗と苗の条間をしっかりキープするよう操縦にご注意下さい。蛇行してしまいますと車輪や除草機で苗を欠損させる原因となりますのでご注意下さい。
  • 出張体験サービスをご相談下さい
    上記の事前準備の有無や圃場環境の違いにより、思ったような効果が得られない場合がありましても購入後の返品はお受け致しません。弊社では出張体験サービスも実施しておりますので、事前に充分ご検討をお願い致します。出張体験は田植機型ではなく「歩行型あめんぼ号SGM」にての体験となりますが除草の仕組みは同じです。お申し込みはこちらから
  • 誤った組立、使用方法による破損は有償となります
    組立の際は充分に説明書を確認のうえお願い致します。ダブルナット部位の不適正な締め方による破損、ボルトの緩みによる脱落、締め過ぎによる部材の曲がり、これらはクレームとしてはお受け致しませんので予めご注意下さい。

ご購入をご検討中のお客様へ

高額な機器は目指しておりません
なるべく多くの水田条件に対応できるよう目指してはおりますが、土が深い、浅い、固い、軟らかい、起伏が多い、少ない、水が多い、少ない、等々・・・実際の圃場は千差万別です。これらを1つの製品で自動的に対応する事は、多くのセンサーや仕組みが必要になり価格も上昇する要因となります。私共が目指すのは必要な基本能力を持ちながらも低価格で「困りごと」を解決できる機器です。そのためには、ご使用される皆様からも機器を使用するための環境づくりへのご協力が必要となります。

事前に体験をしてみたい(有料サービス)

購入してみたが思っていたのと違う・・・という場合もあります。しかし一度使用されたものはご返品はお受けできません。購入を迷っている、または効果を比べてみたいという方のために「出張体験」をご用意しております。あめんぼ号がお客様の圃場でどの程度適しているのか体験して頂けます。ご希望の際は田植え1ヶ月前までに事前にご相談下さい。除草時期は全国的に重なりますので人員や日程の都合上ご予約制となります。先に予定が埋まって希望日に訪問できない場合もありますのでご注意下さい。なお水面から数cm草が出てしまっている状態では除草適期を過ぎており作業が難しくなります。これらの意味でも早め早めのご相談をお願い致します。なお実演等は必ずご本人さま所有の圃場でお願い致します。友人知人の田を借りての実演や体験はお受け致しません。

  • 基本料金 33,000円(税込)
    +エリア別出張料金
  • エリア1 東北(青森/岩手/秋田/宮城/山形/福島)
    出張料金 11,000円(税込)
  • エリア2 関東・中部・北陸 (茨城/栃木/群馬/埼玉/千葉/東京/神奈川/山梨/新潟/長野/富山/石川/福井)
    出張料金 22,000円(税込)
  • エリア3 東海・関西・中国 (静岡/愛知/三重/岐阜/滋賀/京都/奈良/和歌山/大阪/兵庫/岡山/広島/鳥取/島根/山口)
    出張料金 33,000円(税込)
  • エリア4 北海道・四国・九州 (北海道/香川/徳島/愛媛/高知/福岡/大分/佐賀/長崎/熊本/宮崎/鹿児島)
    出張料金 44,000円(税込)

出張エリア選択




 

水田除草機SMKW購入

4条用/SMKW-42 225,500円(税込)
5条用/SMKW-52 225,500円(税込)
6条用/SMKW-62 19,000円(税込)
8条用/SMKW-82 368,500円(税込)

除草機の条数選択

立会指導オプション
配送についての了承




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